古くから商人たちが集い、「天下の台所」と呼ばれる大阪は、関西最大の都市。観光スポットとしても大人気で、国内外から多くの人々が旅行に訪れ、グルメやショッピング、アクティビティを楽しんでいます。また関西有数の商業都市でもあることから、仕事や進学などで移住する人も多く見られます。 そんな大阪へ旅行をしたり、移住・出張したりする際には「服装選び」に悩む方も多いのでは? 特に、いま住んでいる地域と離れていると、どのくらいの気温でどういう服を着ればいいのか、見当が付けにくいですよね。 そこで今回は、大阪の都市部の気温別・おすすめコーデをたっぷりご紹介! 年間の服装指数や季節・行事別のおすすめ服も解説しています。旅行はもちろん、これから大阪に住む方もぜひ参考にしてみてくださいね。
大阪の年間気温推移は?
「瀬戸内海気候」に属している大阪は、1年を通じて雨が少なく、暖かい気候が特徴。年間の平均気温は17.1℃です。 大阪の夏はグッと気温が上がり、夏の盛りには真夏日(30℃以上)が続きます。また近年は、ヒートアイランド現象(都市部の気温が高くなる現象)により、夜の気温も下がりにくくなっています。これにより夏場は熱帯夜(夜間に25℃以上)の日が多くなり、蒸し暑さを感じる日が続きます。 その一方で、冬場はしっかり気温が下がる日も。特に真冬の12月~2月ごろは、冬型の気圧配置の影響で氷点下近くまで気温が下がる日もあります。雨や雪が少なく日中は日差しを感じる日も多いですが、ビル群の立ち並ぶ都市部や湾岸部では冷たく強い風によってかなり寒く感じるケースが多々あります。
大阪の気温別服装指数表
年間を通じて暖かいとされる大阪ですが、冬場は強く冷え込む場合も。10月半ばごろまでは気温も高めですが、11月に入ると一気に気温が低くなります。 月別の平均気温に応じた服装指数は次の通りです。服選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。
月 | 月の平均気温 | 服装の目安 |
---|---|---|
1月 | 6.2℃ | 冬真っ盛りなのでニット、コート、ダウンジャケットがマスト。 冷え込みが厳しい日はマフラーや手袋でしっかり防寒を。 |
2月 | 6.6℃ | |
3月 | 9.9℃ | |
4月 | 15.2℃ | 寒暖差が激しくニットやカーディガン、ジャケットが重宝。 風が強い日はコートでしっかり防寒を。 |
5月 | 20.1℃ | 長袖のカットソーやシャツ1枚で過ごせる日が多くなります。 ひんやりした日は薄手の羽織ものやベストで調節を。 |
6月 | 23.6℃ | 梅雨入りし蒸し暑さを感じる日が続くため、半袖トップスまたは通気性のいい長袖トップスで過ごして。冷房の効いた室内で過ごすときは羽織ものがあると安心。 |
7月 | 27.7℃ | 気温がグンと上がる時期なので、半袖やノースリーブでOK。 都市部ではアスファルトの照り返しが強いので、紫外線グッズをプラスするのがおすすめ。 |
8月 | 29.0℃ | |
9月 | 25.2℃ | 残暑がまだまだ残る時期。日中は半袖でも快適に過ごせますが、朝晩は長袖の羽織ものがあると安心。 |
10月 | 19.5℃ | 長袖のカットソーやシャツに薄手の羽織ものをプラスすると快適に過ごせます。 気温の変化が激しい時期なのでアウターや羽織もので調節を。 |
11月 | 13.8℃ | 中旬くらいから気温が一気に下がり、冬の気配を感じる日も。 ニット、ジャケットなどで冷え対策を。冷え込みがきつい日はコートをプラスしてもOK。 |
12月 | 8.7℃ | 厚手のニットや冬用コート、ダウンジャケットで寒さ対策を万全に。マフラーや手袋なども必要です。 |
大阪の気温別のおすすめファッション
【大阪】気温1~5度におすすめの服装
ニット&グレーのノーカラーコートでしっかり防寒
真冬の寒さが厳しい時期は、しっかりした生地のニット+コートでがっつり防寒がマスト。コートはポケットのフリルがトレンド感と可愛さを演出してくれます。ドレープ感が特徴のスカートはベージュでエレガントに。足元はブーツで決め、さらにファーのネックウォーマーで首元を守って。肌の露出を抑えて風を通さない工夫をすると、おしゃれと暖かさを両立できます。
ミドル丈のダウンコートで腰回りも暖かに
厳しい冷え込みの日は腰やお腹、お尻周りの冷えが気になる人も多いもの。ミドル丈のダウンアウターなら、お尻まですっぽり包んでくれてあたたかに過ごせます。外で大阪観光を楽しみたい日は、タイツ&ローファーでおしゃれとあたたかさ、歩きやすさを両立。全体的にベーシックカラーでまとめることで、大人のエレガントスタイルに。
ボアリバーシブルアウターで大阪の冬もおしゃれに
寒い大阪の冬には、デザインが印象的なアウターを主役に。淡いベージュが重くなりがちな冬コーデに明るさを添えてくれます。長め丈で防寒性も高く、体型カバー効果もばつぐん。インナーはタートルトップスにワイドパンツでシンプルにまとめ、ヒールブーツで大人っぽい洒落感をプラスして。
たくさん大阪の街を歩きたい日はテーパードパンツで軽快に
街歩きや食べ歩き、ショッピングを楽しみたいときやUSJなどのレジャーランドへ遊びに行く日は、動きやすさ重視のコーデが◎。テーパードパンツは、ストレッチが利いていて動きやすさ&履きやすさがばつぐん。トップスの厚手ニットとダウンジャケット、小物類をすべて白で統一することで、きれいめな大人カジュアルが楽しめます。
ダウンでしっかり防寒&大人っぽいシンプルコーデ
ステッチレスで大人っぽい印象のダウンコートは、かさばりにくいのに保温性ばつぐん。ダウンのもこもこ感が苦手な人や、着膨れしたくない人にもおすすめです。ダークカラーのダウンを着るときは、トップス・ボトムスを同色系で統一するとすっきり見えが叶います。ホワイト系のニット&テーパードパンツなら、抜け感たっぷりな大人コーデに。
【大阪】気温6~10度におすすめの服装
春を待ちわびる明るめカラーの大阪コーデ
大阪では真冬のピークが終わっても、3月くらいまでは気温6~10℃の寒い日が続きます。まだまだ寒いこの時期には、保温性の高いアウターやニットが手放せません。暦の上で春になる頃には、明るめカラーのアイテムで春を意識した着こなしが◎。季節感をさりげなく取り入れることで、冬アイテムでも春らしい雰囲気に見せられます。
ミモレ丈スカートはショートダウン合わせでバランスよく
ミモレ丈のラップ風スカートは、トラディショナルなチェック柄が大人っぽい雰囲気。グレーのニットを合わせたら、ブラックのショート丈ダウンでバランスを取るのが正解。ダウンジャケットは薄手に見えても軽くて保温性ばつぐんなので、冬の大阪でも快適に過ごせます。ショート丈のアウターを選ぶことで目線が上に行き、脚を長く見せてくれますよ。
フェイクファージャケットで大人リッチな着こなしに
オーバーシルエットがかわいいフェイクファージャケットは、全身を毛布で包んだような温かさが魅力。ライトグレーを選ぶことでシックな印象に見せられます。腰をカバーしてくれる絶妙なミドル丈で、スタイルアップ効果もばつぐんです。上半身がボリューミィなぶん、ボトムスはスリムなものを選びバランスをとって。小物類もモノトーンで統一すれば、クールな大人カジュアルに。
ライナー付きコートでしっかり防寒
暖房の効いた室内施設や電車移動でのお出かけデーには、ライナー付きコートが重宝。外に出るときは厚手のカットソーやニットの上から羽織るだけで、ダウンより暑くなくちょうどよい暖かさを保てます。ダークカラーのアウターには、きれい色のボトムスが好相性。ヒールパンプスを合わせれば、スタイルアップ効果もばっちりです。
ピンクのコートで大人かわいいスタイリングが完成!
パッと目を惹くピンクのコートは、クリスマスの大阪デートなど特別なお出かけにもおすすめの逸品。きゅんとするような華やかさが魅力です。黒のタートルトップス、透け感が繊細な花柄スカートに合わせれば、上品な大人フェミニンスタイルの完成。コートが存在感たっぷりなぶん、インナー・ボトムス・小物類は控えめな色味に統一するのが正解です。
【大阪】気温11~15度におすすめの服装
お姉さんコーデをデニムシャンブレーコートでカジュアルダウン
コンパクトなニットにフレアスカートの王道モテコーデは、デニムシャンブレー素材のトレンチコートでカジュアルダウンすることでワンランク上の着こなしに。トレンチタイプでほのかな光沢感があり、上品な雰囲気をまとえます。全体をブルー&ホワイトで統一することで、爽やかな印象に。スカートも素材感のあるぽこぽこ生地の物を選ぶなど、ひとひねり効かせて。
ファーのジレで暖かさとトレンド感をプラス
ふかふかのファージレは、肌寒い時期に重宝するファッションアイテム。コーデが物足りない時にプラスするだけで、トレンド感たっぷりの着こなしが楽しめます。カフェラテのようなブラウンのニット+オフホワイトのマーメイドスカート、ブラウンのジレのグラデーションを作ることで、大人っぽくこなれた印象に。小物類はホワイト形で統一するのがおすすめ。
保温性の高いウールカシミヤのニットでシンプルに
あたたかくなめらかな手触りが楽しめるウールカシミヤのニットは、肌寒い時期に大活躍。オフホワイトのニットは、顔周りをパッと明るい印象に見せてくれる効果もあります。ツイード風の起毛感たっぷりなワイドパンツを合わせれば、あたたかみのあるコーデに。ヒールパンプスやスクエア型のショルダーバッグなど、レディな小物合わせで品よくまとめることを意識して。
リボンブラウス+厚手カーデをアウター代わりに
大きなリボンが大人かわいいブラウスには、厚みのあるニットカーディガンをアウター代わりに。ブラウスの黒と相性のいい赤のカーディガンなら、インパクトと女性らしさのあるスタイリングが楽しめます。トップスが甘めな分、ボトムスはマニッシュな千鳥柄パンツでバランスよく。足元はヒールのストレッチブーツでカッコよく決めて。
ミックスツィードジレで暖かさ&トレンド感をプラス
体にフィットするシルエットが女性らしいニットトップスに、ミックスツィード素材のジレを合わせたコーデ。旬のツィード素材は保温性も高く、秋冬や春先の気温が微妙な時期に重宝します。フチのフリンジ加工やメタルボタンなど、おしゃれなディティールも魅力です。ボトムスはピンクのプリーツスカートを合わせ、全体的にやさしげな印象に仕上げて。
【大阪】気温16~20度におすすめの服装
トレンドのダブルジャケットで品よく
プレッピーなアイテムに注目が集まる今、ぜひ取り入れたいのがネイビーのダブルジャケット。メタルボタンでかっちりしたシルエットが端正な雰囲気で、着回し力もばつぐん。荷物を増やしたくない大阪旅行のアウターとして活躍してくれます。フェミニンなコーデを楽しみたい日は、淡いカラーのトップス&ボトムス合わせでメロウな雰囲気に仕上げて。
ベージュコーデは存在感たっぷりなフリルジレでアクセントを
ベージュとホワイトで淡く品よくまとめたコーデのポイントは、存在感たっぷりなフリルロングジレ。フロントのフリルが華やかさを演出してくれます。インナーにはタックが華やかなブラウスを合わせ、フェミニンムードたっぷりに。サンダルやバッグもベージュや茶系でまとめることで、エレガントなワントーンコーデが楽しめます。
風が冷たく感じる日にはマウンテンパーカーでかわいく防寒を
大人っぽいペールカーキのマウンテンパーカーは、スタイリングを程よくカジュアルダウンしてくれるアイテム。ポケット口のパールが大人かわいい印象を作ってくれて、スポーティーに傾きすぎません。マウンテンパーカーにパンツで動きやすさもありつつ、パンツ裾のフリルやサンダルでキュートさもプラス。動きやすさとフェミニンな雰囲気を両立したい人にお勧めのコーデです。
ピンクを効かせたカジュアルコーデはパーカーをアウターに
シアーな質感ときれいなピンク色がトレンドライクなバンドカラーシャツに、肉厚なパーカー、ゆるっとしたシルエットのパンツを合わせた大人カジュアルコーデ。動きやすく洒落感もたっぷりなので、大阪の街歩きにもぴったりです。パーカーは後ろ部分にタックを施しているから、全方位ぬかりなし。足元はフラットなサンダルでリラクシーに仕上げて。
トレンドのパールカーデでロマンチックなコーデに
パール使いが上品なボレロカーディガンは、羽織るだけでトレンド感たっぷりな着こなしが楽しめるアイテム。ロング丈ボトムスとの相性が抜群なので、ミモレ丈スカートやマキシ丈スカートとの合わせでバランスよくまとめるのがおすすめ。白と相性のいい黒の薄手ニット、表面感のあるイエローのスカートを組み合わせれば、大人かわいいフェミニンスタイルに。
【大阪】気温21~25度におすすめの服装
個性的なアイテムをモノトーンで統一して洒落感たっぷりに着こなす
大胆なブロッキングデザインが印象的なカーディガンは、トレンドのシアーな素材感が魅力。白のトップス&デニムパンツを合わせるだけで、かんたんなのに印象的なカジュアルコーデが完成します。バッグやサンダルは存在感がありつつ、かつカーデのブラックにリンクさせるのがおしゃれ見えのコツ。大人の遊び心たっぷりな大阪コーデを楽しんで。
大阪の陽気に映える色のワンピースで軽快に
あたたかく過ごしやすい日には、ウキウキするようなきれい色の服が着たくなるもの。やわらかなラベンダーパープル色のワンピースなら、はずむ気持ちを表した明るいスタイリングが叶います。紫外線や冷えが気になるときは、薄手のニットカーディガンをオン。パープルと相性のよいネイビーを選べば、きちんとした印象に見せられます。
気楽にぶらりと歩きたい日はらくちん&きれいめなコーデで
大阪の街をぶらりと歩きたい……なんて日には、ゆとりのあるブラウス+きれい色パンツで力の抜けたコーデを楽しむのもおすすめ。吸水性ばつぐんのコットンブラウスなら、汗ばんでも快適に過ごせます。パキッとしたグリーンが印象的なパンツは、ウエストがドロスト仕様でらくちん。センタープレスのおかげで、きれいめな印象で着用できるのもうれしいポイントです。
モノトーン×素材感で差が付くカジュアルコーデ
Vネック×ドビー素材のぽわん袖が華やかなトップスに、シャープなブラックのシャンブレースカートを合わせた大人カジュアルコーデ。袖の透け感と華やかさを、辛口なスカートが引き締めてくれるから、甘くなりすぎないスカートスタイルが楽しめます。小物類はシンプルな黒系をチョイスし、モノトーンで統一するのがおすすめ。
カラー使いが技あり!なかわいいカジュアルコーデ
気温が21~25℃の過ごしやすい時期には、USJなどのレジャー施設へお出かけする人も多いはず。動きやすいパンツルックを選ぶなら、オーバーサイズのデニムシャツ+イエローのパンツでポップなコーディネートを楽しんでみて。デニムシャツはボタンがパールになっているのも◎。レディな小物をMIXし、大人かわいいスタイリングを目指して。
【大阪】気温26~30度におすすめの服装
シアー素材×カーキのブラウスでカッコよく
暑い時期におすすめなのが、薄手のブラウスコーデ。シアーなオーガンジー素材のブラウスは、ウエストのドロスト部分を絞って着ることでより華やかな印象に。カーキ色を選ぶことで、大人っぽさとカッコよさも加わります。インナーやボトムスは黒で統一し、クールな雰囲気に仕上げるのがポイント。足元はフラットなサンダルで抜け感を出して。
さらり、風通しの良いコットンリネンシャツの夏コーデ
ほどよい透け感とさらりとした手触りが魅力的なコットンリネンシャツは、夏へのスイッチコーデに最適。トレンドのペールイエローを選べば、明るく女性らしいスタイリングが楽しめます。ボトムスにはスカート見えするパンツを合わせれば、裾さばきも◎。身体に密着しないアイテム同士を組み合わせることで、涼しく過ごせます。
ストライプのリネンワンピはゆるっとかわいく着こなしたい
ゆるっとしたシルエットがかわいいワンピースは、ストライプ柄でさわやかに。やさしいピンク色がやわらかく華やかな印象を作ってくれます。ほっこりしがちなシルエットながらも、首元のキーネックデザインや裾のスリットのおかげで抜け感たっぷりな着こなしに。シンプルなサンダル合わせで、リラックスムードたっぷりな大阪のお出かけを楽しんで。
ジレとパンツでハンサムなセットアップコーデ
大阪の都心部へお出かけする日には、ハンサムなセットアップコーデもおすすめ。リネンライクなさらりとした生地で仕立てたジレとパンツは、直線的なシルエットのおかげでスタイルアップ見えが叶います。ノースリーブのトップスに合わせるだけで、ハンサムでおしゃれな印象に。ポインテッドトゥのパンプスを合わせ、かっこいいテイストに仕上げて。
ギンガムセットアップで夏の華やかフェミニンコーデ
夏らしいギンガムチェック&リッチなフリル使いが印象的なブラウスに、同素材のスカートを合わせたセットアップコーデ。モノトーンのギンガムなら大人女子でも挑戦しやすく、さわやかな着こなしが楽しめます。胸元のリボン使いやスカート裾のハシゴレースがアクセントになり、甘さだけじゃなくすっきり見えも叶うのがうれしいポイント。
【大阪】気温31~35度におすすめの服装
グリーンを効かせて夏空に映える爽やかコーデに
シアー素材×ゆるっとシルエットのシャツは、真夏の大阪へのお出かけにも重宝するアイテム。薄手で風通しがいいので、強い日差しや冷房の風が気になるときの羽織りにもってこいです。オールホワイトコーデには、鮮やかなグリーンのシャツが好相性。ぱきっとした色味がコーデのアクセントになり、元気&さわやかなスタイリングに仕上がります。
真夏でもあえてのブラックワンピコーデでクールに
真夏になると着たくなるのが、ゆるっとしたティアードワンピース。スウェットとドッキングしたデザインのワンピースなら、甘くなりすぎず洒落感たっぷりに着こなせます。大人女子が着るなら、あえてのオールブラックコーデがおすすめ。甘い印象のティアードワンピースでも、黒ならクールな雰囲気に仕上がります。小物類もブラックで統一し、かっこかわいいスタイリングを楽しんで。
レトロなカモメ柄ブラウスがおしゃれな大人スタイル
かもめ達が思い思いに海の上を飛んでいるようなデザインのブラウスは、どこかレトロな雰囲気が逆に新しい印象。ホワイトのワイドパンツを合わせれば、大人っぽく洗練されたきれいめコーデの完成。華奢なヒールサンダルやアクセ使いで、女性らしさを感じるスタイリングに仕上げて。トップス、ボトムスともにシワになりにくい素材なので、旅行にもってこいです。
チューリップ柄スカートが華やかなフェミニンコーデ
線画のようなチューリップ柄が印象的なスカート派、ふわりと広がるフレアシルエット&プリーツ仕様で華やか。夏の大阪にぴったりな元気いっぱいのピンク色を選べば、上品な柄も存在感のあるフェミニンコーデに。スカートを引き立たせたいときは、コンパクトなトップス合わせが◎。細身ストラップのサンダルを合わせ、女性らしさを強調して。
ロングシャツでこなれ見え!アクティブな大阪コーデ
暑い時期やショート丈ボトムスの羽織として活躍するのがロングシャツ。無地もいいけれど、せっかくなら夏の日差しに映えるストライプ柄を選んでみて!シンプルなトップス、リネンライクなハーフパンツにプラスすれば、爽やか&ラフな雰囲気に。ナチュラルな風合いの生地なので、シワが気になりにくくずっときれいに着られるのもうれしい特徴です。
大阪のシーズン別の服装選びのポイント
【大阪】桜の季節
【大阪】梅雨の時期
また、梅雨の時期は室内で楽しめる海遊館などへお出かけする人も多いですが、「冷房が思いのほか寒く感じた」というケースも少なくありません。気温的には半袖でも快適に過ごせますが、冷房対策としてカーディガン、パーカーなどの羽織ものを準備しておくと重宝します。
ちなみに、大阪の都市部では梅雨の晴れ間の紫外線量がかなり多くなります。羽織ものはもちろん、晴雨兼用の日傘などを鞄に忍ばせておくと安心です。
【大阪】蒸し暑い日
大阪では梅雨明け後も蒸し暑い日が続きます。7月に入ると最高気温が32℃前後に、8月に入ると33℃と“日本の夏”らしい気温に。日中・夜間を問わず湿度も高いため、9月ごろまではかなりの蒸し暑さを感じます。
ゆったりしたシルエットで通気性がよく、涼しく過ごせる服装を心がけましょう。半袖やノースリーブなどの夏らしい服装はもちろん、接触冷感素材の服やシャリ感のあるリネン(麻)、コットンなど吸水性の高い素材の服なら快適に過ごしやすいでしょう。
【大阪】紅葉のシーズン
10月は日中が暖かく、朝晩が冷えを感じやすい時期なので、長袖のカットソーやシャツ、薄手のニットなどを着るとちょうどよく感じます。夜に紅葉のライトアップを見に行く場合は、コートで防寒対策をしましょう。
11月になると日中でも気温が低くなる日が出てくるので、ニット+ジャケットやコートなどのアウターで寒さ対策を。夕方~夜にお出かけするなら、ストールやマフラーをプラスしてもよいでしょう。
【大阪】冬の寒い日
また、1月~2月は真冬のピーク期間のため、平均気温が6℃台、最低気温が3℃台と気温が上がらない日が続くことも。ダウンジャケットなどの真冬アウターに加え、厚手のニット、マフラー、手袋などで防寒をしましょう。 下半身の寒さが気になる人は、裏起毛パンツ・裏起毛スカートなどのあったかボトムスを取り入れてもよいでしょう。
2月の終わりごろには、生地は厚めでも春らしい色合いのアイテムを選ぶのがおすすめ。季節感を意識すると、おしゃれと防寒を両立できますよ。
グルメにショッピング、レジャーなど、さまざまな魅力あふれる大阪。都市部はもちろん、山や海などの自然に恵まれたスポットも多く、見所がたっぷりあるので飽きることがありません。
大阪に行くときは、大阪ならではの気候に合わせた服装をぜひ意識してみてくださいね。特に夏は涼しい格好で、冬は防寒をしっかり……というふうにすると快適に過ごせますよ。 今回のコラムを参考にしつつ、自分らしいおしゃれと快適さを両立できるコーディネートを組んでみましょう!