皆さんは「肩幅が広いのでいかつい印象に見えてしまう」といったお悩みを抱えてはいませんか?中には、「肩幅が狭くて華奢な体型の女性がうらやましい……」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ただ、肩幅の広さは立派な個性であり、アイテム選びやコーディネート次第では大きなチャームポイントにもなります。中には肩幅があるからこそおしゃれに着こなせる服もあるくらいです。
ここでは肩幅が広いことでお悩みの女性へ向け、似合うアイテム・NGアイテムや肩幅が目立ちにくいシルエット、おすすめのコーデ例をたっぷりとご紹介します!NGアイテムについても「上手く着こなすコツ」をご消化しているので、ぜひチェックしてみて下さいね。
肩幅が広い女性の魅力とメリット
肩幅が広い女性は、「上半身がいかつく見える」「タートルネックを着るとごつくなってしまう」などのお悩みを抱えがち。「肩周りがもっと華奢だったら……」なんて思ったことのある方も多いかもしれませんね。
でも実は、「肩幅が広い」というのは決してウイークポイントではないんです。むしろ肩幅が広いからこそ得られるメリットもたくさんありますよ。具体的にどんなメリットがあるのかチェックしてみましょう。
小顔に見られやすい
肩幅が広い人は、小顔に見られやすいのが大きな魅力。一般的には顔の横幅×2倍以上の肩幅があると顔が小さく見えやすいといわれていますが、肩幅の広い女性はまさにこの比率にあてはまります。
顔が小さく見えるとそれだけでスタイル良く見せられるので、おしゃれを楽しむうえではかなり有利です。トップモデルにも肩幅の広い人は多いですが、着こなしが難しいハイブランドを着てもサマになるのは小顔効果があるからこそ。この魅力を活かさない手はありません。
体のラインが華奢に見える
肩幅が広いと、ボディラインにメリハリが生まれます。相対的な視覚効果でウエストが細く見えたり、ヒップやバストなどの美しいカーヴィラインを強調してくれたりといった効果も期待できるんです。
また、フレームがしっかりしていてメリハリがあるからこそ、「Tシャツ+デニム」などのシンプルなスタイリングでもサマになります。ラフなコーデでも手抜きに見えず、おしゃれに見せられるのは肩幅が広い人だからこその特権といえるでしょう。
肩や首まわりを見せるアイテムが似合う
肩幅がしっかりしている女性は、肩や首周りに存在感があることが特徴。それを嫌がる方も多いですが、実は肩周りや首元・デコルテを見せるアイテムがとっても似合うというメリットがあります。
たとえばデコルテが大きく開いたデザインのトップスや、オフショルダー、ノースリーブなどの肩を出すデザインの服は、もともと海外の肩幅が広い女性向けに作られたアイテムです。美しい肩や首元をあえて“見せる”服を選ぶことで、抜け感や線の細さが強調されて女性らしい印象に!
服に着られている感じがなく、さらりと着こなせるのは広い肩幅を持っているからこそです。
クールにかっこよく見える
日本人女性はなで肩の人が多いですが、肩幅の狭い人は「華奢で弱々しい印象」に見られてしまう場合も。一方、肩幅の広い人はクールでかっこいい印象に見られることが多いです。特にその傾向は、シンプルなスーツなどのアイテムを着たときに顕著になります。
かっこいいアイテムでも“服に着られている感”がなく、おしゃれに着こなせるのは肩幅があるからこそ。せっかくなら持って生まれた特徴を活かし、スタイリッシュ&クールな雰囲気を楽しんでいきましょう。
肩幅が広い女性にぴったりのアイテム
「肩幅が広いとアイテム選びに困る」という方は多いかもしれませんが、肩幅が広いからこそ似合うアイテムもたくさんあります。ここからは“肩幅が広い女性にぴったりのアイテム”をご紹介します。どのアイテムも肩幅の広さを活かしつつ、素敵に見せてくれるアイテムばかりです。ぜひコーデを組むときの参考にしてみてくださいね。
ドロップショルダー
肩から袖にかけて落ち感のあるドロップショルダーデザインの服は、肩幅が気になる女性におすすめのアイテム。リラックス感があるだけでなく、肩幅の存在感を消してくれるので、女性らしい雰囲気の期の貸しが楽しめます。ドロップショルダーデザインの服を取り入れるときは、やわらかな素材を選ぶのがポイント。ざっくり感のあるニットやビッグサイズのシャツなどをばさっと羽織れば、全体的にこなれた雰囲気が出ておしゃれに見せられます。
アシンメトリーデザイン
左右異なるデザインの「アシンメトリー」な服は韓国の女性に人気ですが、実は肩幅の広い人こそ良く似合うアイテムです。フレームがしっかりしているからこそちょっと変わったデザインが映え、ボディラインをメリハリ良く見せてくれます。またシンプルな着こなしに取り入れるだけで洒落感も出るので、テクニック要らずなのに垢抜けた印象に。トレンドっぽいスタイリングを楽しみたいときは、トップスやインナーなどで取り入れてみてください。
ラグランデザイン
鎖骨あたりから脇にかけて斜めに切り替えの入ったラグランスリーブデザインの服は、目の錯覚で肩幅の広さを分かりにくくしてくれる効果があります。また肩から腕にかけてのシルエットが丸くなるので、上半身をやわらかい印象に見せることもできます。スウェットやロングTシャツなどのカジュアルなトップスに多いですが、大人女子はきれいめ素材を選ぶのが◎。きれいめな素材のラグランスリーブトップスなら、さまざまなシーンに対応できて着回しもききます。
パーカー(フーディー)
フード付きのトップスは肩幅の広い女性に似合うトップスのひとつ。肩幅の狭い女性はフードのボリューム感が重く感じたり、服に着られている感が出てしまったりすることが多いのですが、肩幅が広いとかっこよく着こなせます。またフードのおかげで肩の広さが目立ちにくくなったり、小顔に見せられたりといったうれしい効果も!大人の女性が取り入れる場合は、シンプルなきれいめ素材・きれいめカラーを選ぶと幼い印象にならず、おしゃれに着こなせます。
Vネック、スクエアネック、スキッパーなどの襟デザイン
Vネックやスクエアネック、スキッパー襟などの「首周りの開きが大きいデザイン」は、肩幅の広い人の首~デコルテ周りを美しく見せてくれます。衿ぐりが広く開いていると首をほっそり見せてくれるうえ、肩周りのいかつさを目立たなくしてくれるので、女性らしい雰囲気をアピールできます。 さらに、首元が開いたデザインの服を着るときは、ネックレスやスカーフなどをアクセントにするのも◎。視覚効果で肩の印象を目立たなくできますし、コーデにアクセントが加わってより垢抜けた印象に見せられます。
ノースリーブ、肩ラインが太めのオフショルダー
ノースリーブ、肩ラインが太めのオフショルダー
意外に思うかもしれませんが、肩幅が広い方は、持ち前の肩の美しさを引き立てられるノースリーブやオフショルダーの服もよく似合います。適度に肩を見せることで細い部分を強調し、着やせして見えますよ。ただし、ノースリーブを着る場合は「首元が詰まっていないもの」「肩部分が太いもの」を選ぶのがポイント。フレンチスリーブもおすすめです。オフショルダートップスの場合は、肩にストラップが付いている物か、肩の部分のラインが太いオフショルダーを選びましょう。
サロペット、ジャンパースカート
縦ラインが強調されるサロペットやジャンパースカートなどは、視覚効果で肩幅を狭く見せてくれるアイテム。胸元がVネックになっているものや開きが大きいものなら、大人でも子どもっぽくなり過ぎずに着られるのでおすすめです。さらに、サロペットのインナーは白、黒などのシンプルなカラーが◎。インナーが悪目立ちせず、さらに肩を華奢に見せられます。暑い時期はそのまま、寒い時期はIラインシルエットのコートやジャケットなどをレイヤードして着るのがおすすめ。
肩幅が広い女性にNGなファッション
肩幅が広いとお洋服をスタイリッシュに着こなせますが、その一方で苦手なデザインのアイテムもいくつかあるのは事実です。次の5つは、肩幅を強調してしまう服なのでなるべく避けて。ただ、着こなし次第では肩幅を目立たなくすることもできるアイテムもあるので、どうしても着たい場合は“改善策”を参考にしてみて下さい。
タイトな服
肩幅が広い女性は、「タイトな服」が苦手。のっぺりとした質感やボディラインが全てはっきり出るデザインが、肩幅のいかつさを強調し、ゴツく見えてしまいます。タイトな服を着たい場合は、カーディガンやジャケットを羽織って肩周りのラインを適度に隠すのがおすすめ。また首周りが適度に開いたタイトトップスなら、フレアスカートやフレアパンツと合わせてAラインのシルエットを作ると、肩周りの印象を薄くすることができます。
首元の詰まった服
タートルネックのニットなど、首の詰まった服は肩幅が広い人にとって“鬼門”ともいえるアイテム。特にタイトめなデザインのタートルネックニットは、肩幅+首元がボリューミィになるためいかつい印象に見えてしまいます。タートルネックのトップスを着たい場合は、薄手素材で首元にボリュームが少ないタイプのタートルネックが◎。さらに、ジャンパースカートなどをレイヤードすることで、肩周りの強そうな印象を和らげることができます。
パフスリーブのトップス
フェミニンな着こなしが好きな人に大人気のパフスリーブ、パワーショルダーデザインのトップスは、肩幅の広さを強調してがっしりと見せてしまいます。フェミニンなムードを作りたい場合は、レース袖や長めのフレンチスリーブ、ケープスリーブなどのすっきり感のあるデザイントップスを選びましょう。手首にボリュームのあるデザイン袖もおすすめです。落ち感のあるデザイン袖なら肩のいかつさが強調されず、女性らしい雰囲気を作れます。
太めのボーダー柄トップス
太めのボーダートップスは、肩を含む横方向の印象を強調してしまい、より肩幅がゴツく見えてしまう原因に。肩幅が気になる人は、太いボーダー柄のアイテムとなるべく避けるか、上に羽織ものをプラスして肩の印象を散らしましょう。 また、ボーダーの代わりにストライプなどの“縦感”を強調できる柄ものを取り入れるのもおすすめ。肩の横幅を目立ちにくくしてくれて、すらりとしたボディラインに見せられる着やせ効果も期待できます。
ストラップが細いトップスやジャンパースカート
キャミソールなど、肩のストラップが細いトップスは肩の面積を広く見せてしまうため、肩周りが余計に広く見えてしまいます。キャミソールなどストラップの細いトップスを着る場合は、シャツやカーディガンなどを羽織ったり、チュールトップスをレイヤードしたりして肩をカバーしましょう。 また、同じ理由で肩ひもの細いジャンパースカートにも要注意。ジャンパースカートを選ぶ場合は肩紐が太いタイプを選ぶと、肩幅が気になりにくくなります。
肩幅をカバーしてくれるアイテム
肩幅が広い人のNGアイテムをご紹介してきましたが、シーンによっては苦手なデザインの服を着用せざるを得なかったり、「苦手アイテムだけど着たい!」というケースもあったりするかもしれません。そんなときは、次の“肩幅カバーアイテム”を活用してみるのがおすすめ!ここでは、肩幅をカバーしてくれるアイテム3選をご紹介します。
カーディガンやストール
肩幅カバーに便利なアイテムのひとつに、カーディガンやストールが挙げられます。たとえばタイトなトップスを着る場合、カーディガンを羽織ったり、肩から掛けたりするだけで肩周りのいかつい印象をやわらげてくれます。ストールの場合も同じで、ふわりと巻いたり肩掛けにしたりするだけで肩幅のお悩み解消に。プラスワンするだけでコーデのアクセントになり、おしゃれな雰囲気が出せるので、ぜひ普段のスタイリングに取り入れてみて下さい。
オーバーサイズシャツ
肩幅の広さが気になる人におすすめなのが、オーバーサイズシャツ。ゆるっとしたサイズ感で体のラインを拾わず、ボディラインを華奢に見せてくれる効果が期待できます。カットソーなどの上から羽織るだけで体型カバーができるのもうれしいポイントです。このとき、フロントボタンを開けて縦ラインを強調することでよりスタイル良く見せられます。春夏はコットンやリネン、秋冬はコーデュロイなどの素材のシャツを選ぶと、季節感たっぷりなおしゃれが楽しめます。
ボリューミィなジレ
肩周りをカバーしてくれて縦長Iラインを作ってくれるジレは、肩幅カバーとおしゃれ見えが叶う一石二鳥なアイテム。さらに肩幅の広い人なら、ボリュームのあるジレも良く似合います。肩がしっかりしている分ジレの存在感に負けないので、こなれ見えが実現。さらに、生地のボリューム感が肩のフレーム感をカバーしてくれ手華奢に見せることができます。シンプルなトップス+ボトムスに合わせるだけでスタイリッシュな雰囲気に仕上がるので、持っていて損はないアイテムといえるでしょう。
肩幅が広い女性に似合うヘアスタイル
肩幅が広い女性は、アップヘアや髪を片方に寄せたヘアがとてもよく似合います。肩を隠すだけではなく、目線を上に上げたり、首元をすっきり見せたりすることで垢抜けた印象に見せつつ自然に肩幅カバーができますよ。ここでは、肩幅が広い女性に似合うヘアスタイル4選をご紹介します。ぜひ毎日のコーディネートの参考にしてみてくださいね。
トップでまとめたお団子ヘア
肩幅カバーに便利なアイテムのひとつに、カーディガンやストールが挙げられます。たとえばタイトなトップスを着る場合、カーディガンを羽織ったり、肩から掛けたりするだけで肩周りのいかつい印象をやわらげてくれます。ストールの場合も同じで、ふわりと巻いたり肩掛けにしたりするだけで肩幅のお悩み解消に。プラスワンするだけでコーデのアクセントになり、おしゃれな雰囲気が出せるので、ぜひ普段のスタイリングに取り入れてみて下さい。
片寄せ大人髪
ダウンスタイルは楽だし肩をカバーできそうに感じるけれど、首の両方に髪がかかるようにすると首が詰まった印象になり、野暮ったく見えてしまうことも。肩幅の広さが気になる人でダウンスタイルを楽しみたいときは、降ろした髪の毛を片方の肩へ寄せたスタイリングがおすすめ。片方の肩をカバーするように髪を降ろし、首~鎖骨ラインを見せることですっきりと見せられます。片方の髪を耳にかけたり、かき上げ前髪にしたりするのもおすすめです。
動きのあるショートヘア
すっきり見せられるショートヘアを楽しむなら、ぜひ「動きのあるスタイル」を取り入れてみて。毛先を外はねにしたり、パーマでウェービーなラインを作ったりすると目線が上に行くので、肩周りの印象を薄くすることができます。また、前髪はシースルーバングなど“軽やかさ”を感じるスタイリングがおすすめ。重め前髪は小顔に見えやすいですが、肩の広さが強調されてしまうことがあるので、おでこを見せることでバランスよくまとまります。
ゆるくまとめたこなれヘア
後ろでゆるくまとめたヘアスタイルは、上品フェミニンスタイルにぴったり。きっちりまとめるのではなくゆるく巻いてから適度に髪を引き出し、おくれ毛をつくることで女性らしい雰囲気のおしゃれなスタイリングが楽しめます。首周りを美しく見せてくれるほか、透け感のある前髪もキレイ見え&華奢見えのポイントです。フェミニン系の服装やカジュアルファッションとも相性が良く、オンオフ問わずきちんと見えが叶うのも好印象です。
肩幅を狭く見せるシルエット
「得意なアイテムを選んでも、まだ肩幅が気になる……」というときは、全体のシルエットをチェックしてみて。服装全体のシルエットを工夫すると、肩幅を狭く見せられます。特におすすめなのが、Iラインを意識した「縦長シルエット」、裾に広がる「Aラインシルエット」です。それぞれのシルエットの作り方やアイテム選びのコツ、着こなしのポイントをチェックしてみましょう。
縦長のシルエット
Iラインを意識した縦長シルエットの服装は、肩幅の存在感を感じさせずすらっと見せてくれる効果があります。トップス+ワイドパンツ、ストレートスカートなどの“縦感”を感じるアイテムを組み合わせることで着やせ見えするため、スタイル良く見せてくれる効果も期待できるでしょう。このときのポイントは、トップスとボトムスのボリューム感を統一することと、タイトすぎるアイテムを避けること。さらに縦感を強調したい場合は、ヒールシューズをプラスしてみて。
「A」ラインのシルエット
下半身に向かって広がる「Aライン」シルエットは、上半身のがっしりさをカバーしてくれるのが魅力。Aラインのワンピースやトップス+フレアスカート、ワイドフレアパンツなど、下半身にボリューム感を持たせることで、気になる上半身をコンパクトに見せられます。背が高い人ならマキシスカート、マキシワンピなどで思い切りボリューム感を出すのもおすすめ。脚を長く見せたい人は、ビスチェやベルトなどでボリューム調整をすると吉です。
背が低い人が肩幅を狭く見せる方法は?
身長が低くて肩幅の広さが余計に気になる……という場合は、身長の高い人よりもさらに「縦感」を意識してコーディネートを組むのがおすすめ。Iラインシルエットのワンピースを着たり、長いアウター、ジレなどを羽織ったりして縦感を強調し、肩幅の印象を薄くしましょう。 頭の上でお団子ヘアにしたり、帽子をかぶったりして目線を上にもってくるのも1つのテクニックです。
また、特に注意したいのが「ハイウエストボトムス」。上半身をコンパクトに見せられる反面、肩幅の印象が強まってしまうので、ロング丈アウターなどでウエストラインをカバーしましょう。ストールやスカーフを結んで垂らし、胸元の縦感を出したり、ヒールシューズを履いて縦感を強めたりするのもおすすめです。
骨格ウェーブで肩幅が広い場合
肩幅が広い人に多いのが、「骨格ウェーブなのに肩幅が広くて、ウェーブに似合うとされる服が着こなせない……」というお悩みです。 骨格ウェーブさんは一般的にパフスリーブやフリルスリーブなど、ボリューミィなデザイン袖の服が似合うとされています。しかし肩幅が広い人がボリューム袖の服を着ると、広がった袖のシルエットによって肩幅の広さを強調してしまいがち。 肩幅の広い骨格ウェーブさんは、長めのフレンチスリーブや袖口にボリュームのあるタイプのパフスリーブなどがおすすめ。袖が膨らみすぎていないので肩幅が強調されず、女性らしく華奢な雰囲気のスタイリングが楽しめます。ボトムスにはウェーブさんが得意なフレアスカート、テーパードパンツなどを合わせ、すっきりと仕上げてみて。
肩幅が広い女性が華奢に見せるコーデ
ここからは、肩幅の広さでお悩みの女性の「華奢見え」を叶えるコーデをご紹介!肩幅の広さはコンプレックスになりがちだけれど、アイテムの選び方や組み合わせ方次第で華奢見えしたり、スタイル良く見せたりできます。肩幅の広さをカバーするだけではなく、ときには肩幅の広さを活かしながら、自分らしいおしゃれを楽しんでみましょう。
Vネックニット+ベストでマニッシュなコーデに
Iラインを意識した縦長シルエットの服装は、肩幅の存在感を感じさせずすらっと見せてくれる効果があります。トップス+ワイドパンツ、ストレートスカートなどの“縦感”を感じるアイテムを組み合わせることで着やせ見えするため、スタイル良く見せてくれる効果も期待できるでしょう。このときのポイントは、トップスとボトムスのボリューム感を統一することと、タイトすぎるアイテムを避けること。さらに縦感を強調したい場合は、ヒールシューズをプラスしてみて。
シアーなカーディガンで丸みのあるシルエットに
ネックデザインが目線を集めるリブタンクトップに、シアーなVネックカーディガン、ドット柄スカートを合わせたカジュアルコーデ。ゆるっとしたシルエット、シアーな質感のカーディガンが肩周りの印象を分散させてくれるから、肩幅の広さが気になりません。フェミニンな印象のランダムドット柄スカートもキレイ見えのポイント。お団子のアップヘアで目線をさらに上に、華奢なサンダル使いで女性らしい雰囲気をプラスするなどのテクニックも取り入れてみて。
スクエアネックのデザインカットソーでポップなスタイルに
肩幅の広い人が得意なスクエアネックのカットソーは、肩ひも付きでレディな雰囲気が楽しめるアイテム。首周りをすっきり見せてくれてキレイ見えが叶います。パキッとしたレッドカラーを選んだら、フレアデニムでカジュアルダウンした着こなしに仕上げてみて。さらに大人っぽさを感じるハーフアップヘア―で縦感を意識し、大きめのピアスで華やかさをプラス。パイソン柄のブーツでスパイスを利かせたら、大人の遊び心たっぷりなカジュアルスタイルの完成。
袖の落ち感+ボウタイデザインが素敵なお仕事コーデ
お仕事の日には、落ち感のある袖デザイン&幾何柄が大人っぽいブラウスでシックなコーデを楽しむのもおすすめ。バイカラーのボウタイデザインはおしゃれなだけでなく、胸元に目線を集めてくれるので、肩周りの印象も薄れます。ボトムスにはセンタープレス入りのワイドパンツで、縦長シルエットときちんと感を演出。淡い色合いのバッグ&パンプスでクリーンなテイストにまとめたら、大人の女性にぴったりな洗練オフィスコーデの完成です。
Vネックブラウスはフェミニン派さんにおすすめ!
肩幅の広い人が得意なVネックトップスも、ブラウスならこんなに上品な印象に。落ち感のある素材なことに加えて襟の開きが広めにデザインされているから、華奢な印象のパールネックレスが美しく映えます。ボトムスにはレーススカートを合わせ、女性らしい雰囲気にまとめることでやわらかなレディスタイルに。小さめバッグやシルバーパンプスのきらめきをプラスしたら、さわやかで洒落感たっぷりな大人のフェミニンコーデの完成です。
今回のコラムでは、肩幅が広い女性に向けたおすすめアイテムやNGアイテム、身長や骨格に合わせた着こなしのコツをご紹介しました。 肩幅が広いと服選びにも悩みがちですが、コンプレックスに感じていることこそ「長所」として活かせる場合も多いもの。特に肩幅の広い女性は、ジャケットや首の開きが大きいデザインの服やアシンメトリーな服、ドロップショルダーの服などをスタイリッシュに着こなせるのが大きな利点です。 「肩幅が広いから」と悩むだけではなく、ぜひ自分の肩幅を活かした着こなしを楽しんでみて下さい。
▼関連リンク